2010年4月28日水曜日

30代、40代のアンケート(FP協会)

日本FP協会が実施した30代~40代に対するアンケート結果が発表されていました。

先日のフィデリティのアンケートを裏付けるように同じような結果でしたので、一応みてみましょう。

将来の心配事は「老後の資金」「年金」「親の介護」だそうです。
女性の方が心配率が高いのは長生きするからでしょうか?

今現在保有している金融資産は、あまりありません。
100~200万円が一番のボリュームゾーン

また、その金融資産のほとんどは「預貯金」
これも日本の統計とほとんど変わりません。


一応、今話題の「子供手当」は子供の為に使う人が多いようです。
それはあたりまえかもしれませんが。

FP(ファイナンシャルプランニング)はまだまだ認知度が低いですね。
逆に伸びしろはあるんでしょうけど


ライフプラン(ファイナンシャルプラン)を作っている人は全体の13%
実感値としては、こんなに沢山いないと思うんですけど。
一部生保の提案が入っているのかな?

老後に関しては、40代から考える人が多い
個人的には40代からでは遅いような気がします
特に若い世代は20代から意識していないと間に合わない公算が高いです
資産運用は、何と言っても時間が一番の武器なのですから


老後の収入は、年金制度に頼るところが多いみたいです。
お分かりの通り年金制度は、年々厳しくなっていくと思います(自明です)
働くという選択肢も多いようですので、多分70歳~75歳定年制に移行していくのでしょう
その場合には年金支給も70歳になるんだと思います

アンケートの感想は、フィデリティのアンケートの感想と同じです。
あまり明るい話題はないですね。

5月のセミナー情報

告知です。

5月に私が主催する、あるいは参加するセミナーのお知らせです。


フィリップアドバイザリーさんの主催セミナーで、講師を勤めさせて頂きます。

対象者のイメージは、FPあるいはFAとして顧客にポートフォリオ提案をされる方(またはこれから行いたい方)を対象としていますが、個人の方でも役には立つと思います。
講義は少なめにして、ケーススタディとして幾つかのケースをグループごとに討議、発表してもらう形式で進めたいと思っています。

当日は、イボットソン ・アソシエイツ・ジャパンのご協力も頂いて、彼らの開発したアセットアロケーション計算ソフトも利用しながら計算していただこうと思います。

これは、結構面白い内容になると自信を持っています。

申し込みは、こちらからお願いします。

2.「不動産投資ゲーム入門編」
2010年5月23日(日)14:00~17:00

これは、私の古くからの友人である株式会社KIRIAGERU の糀屋氏をお迎えしての「不動産投資」についての超本気180分セミナーです。

糀屋氏は大学生のころから既に競売不動産の購入などを実践されていて、また一方で早稲田大学のMBAを卒業されている、理論と実践の両方を良く理解されている方です。

今回は「不動産投資 入門編」として

1. 不動産投資ゲームのルールを知ろう
不動産投資はサイクルビジネス
不動産投資はバリュー投資
リスクとリターン再考
不動産市場の仕組み
投資不動産はどこで探すか?
融資の仕組み(借りやすい銀行は?)

2. 不動産(競売)資料の読み方-事件番号21(ケ)2236を題材に
競売物件資料は不動産情報の宝庫
3点セット
謄本
現地調査の仕方
 
3. BOE(back of the envelope analysis)分析
取得コストと再調達コスト
NOI,CFO,CFAF
ROE,ROA
Cap Rate
IRRとNPV
ローン

4. Excelでの分析
感応度分析   
あなたらなら、いくらで入札するか?
「詳細な数値計算をすることによって自分の目を曇らせてはいけない」

と入門編にも関わらず、内容は盛りだくさん。料金は4,500円でお得だと思います。
実際に僕も大変楽しみにしています。

こちらは会場の都合もあり、先着10名締切ですので、早めのお申し込みをお願いします。
申し込みについてはメールにてseminar@mlplanning.jpまで下記内容を記載の上、お申し込みください。 セミナー詳細につきましてはメールにてご案内差し上げます。
1.お名前
2.電話番号
3.メールアドレス

5月はもう一つ企画があるのですが、そちらは後日発表致します。



2010年4月27日火曜日

インテージの特集記事



日曜日の日経ヴェリタスの記事で、私の主宰する投資倶楽部で保有する「株式会社インテージ」の特集記事が紹介されていました。

その影響なのか先週末は1600円程度だった株価が、昨日今日の2日間で1748円まで急上昇

地味な銘柄なんですけど、利益率もROEも非常に高い良い会社です。

こういう地味でよい銘柄を保有していて、日が当たったときというのは非常に投資冥利に尽きるというか嬉しいものではあります。

ジム・ロジャーズレポート

大和証券のコモディティインデックスファンドのレポートとしてジム・ロジャーズのインタビューがアップされています。

私もジムロジャーズ同様に、コモディティ市場には中長期的に強気に見ています。

今回の要点をまとめると

・化石燃料の需要は今後も減らない
・貴金属では金よりも銀、パラジウム、プラチナの方が有望
・各国の通貨過剰供給は、いずれコモディティの価格に反映されてくる
・中国のコモディティマーケットは今後整備されていく

私の場合はコモディティETFと、コモディティファンドに一部投資しています。

家庭と仕事

今日、酒井さんのブログのエントリで【日本人を苦しめる「仕事は家族より優先」という異常な発想】
という記事があった。

私も全く同意見で、「仕事」はあくまで「家庭」を成立させるための一条件として収入を稼ぐ「手段」に過ぎないと思っている。

ここから私の専門の運用やライフプランの話になるのだが、この「運用」や「ライフプラン」を検討してもらう際にクライアントの人から

「仕事が忙しくてとてもそこまで考えられない」

という話や反応を受けることがある。

これは、私からすれば本末転倒の話で

「仕事」の忙しさにかまけて、「生活」や「ライフプラン」を充実させることを考えない人は、一体何のために仕事をしているのだろうか?

こうしたところから「仕事」と「家庭生活」のどちらに軸足を置いているのかが窺い知れる。

また「仕事」に没頭していても、それが楽しそうであればまだ良いのだが、そうでもない人は自分の置かれた状況を客観的に見ることを拒否しているのだろうと思うことも少なくない。

「ライフプラン」を検討してもらうことによって、そのようなことを考えるきっかけになってもらえたら嬉しい。

王朝酒業(00828)について


今日は、午前中は比較的余裕がありましたので王朝酒業(HK.00828)について調べていました。

もともとはQさんが、中国でのワインの消費量増加を肌で感じるとお話されていたことから興味をもちました。

2009年12月決算は

売上高 1,482,542千香港ドル(9%増)
純利益   156,122千香港ドル(9%増)

この会社の良いところは粗利益率の高さにあります。
粗利益率は51%(2009年)と50%を超えており、純利益率も11%と高い会社です。

同業の張裕ワイン(深セン200869)は2009年決算で26%の増益で急成長しています。
株価も5年で9倍近く上昇しています。


王朝酒業のチャートはこちら

と同業と比較すると今後の株価上昇余地があると考えています。


ROEは8.5%程度でもう少し改善して欲しいところではあります。、

2010年4月26日月曜日

フォーブスの記事(Will Japan Default?)

フォーブスの記事をご紹介

簡単にまとめると


・6月に財政再建について民主党がとりまとめるらしいが、内容は選挙前なのであまり期待できない。


・年金資産も国債をネットで売り越しに変化してきている


・銀行は他に使い道も無いので国債を買ってます


・日本の国債トレンドは急激に変化する可能性があると昔野村にいたアナリスト(Bill Overholt)も言っています


・ドバイやギリシアじゃなくて、次の国債危機を引き起こすのは日本ですよ


という感じでしょうか

さて、皆さんはちゃんと備えてますか?

Will Japan Default?

Gordon G. Chang, 04.15.10, 01:45 PM EDT


Japan's new leader has promised to reduce reliance on debt financing and release a plan in June. Don't expect austerity, however. There is almost no chance the DPJ will get serious about getting Japan's financial house in order before crucial upper house elections in July. In a sign of Hatoyama's direction, the government has abandoned his predecessor's goal of turning in a government surplus by next year.

The DPJ will have little margin for error. Why? Japan's legendary savers are now much less thrifty, decreasing the demand for Tokyo's debt. The national pension fund has become a net seller of government bonds to pay benefits. Even the Post Bank, partially controlled by Tokyo, does not want to buy more JGBs. Government officials now advertise their bonds in taxis in the Japanese capital.

At least Japan's banks are putting funds into government debt. But this is ultimately a bad sign because these financial institutions do not have much else to do with their funds. Bank lending dropped in March as there was weak demand for corporate loans.

"Japan is rapidly approaching a crossover point in which expectations will suddenly change and existing trends prove unsustainable," says superstar analyst Bill Overholt, who once worked for Nomura. Perhaps that assessment is overly polite. Forget about Dubai and Greece--the Japanese look like they are handing the world the next sovereign debt crisis.

Gordon G. Chang is the author of The Coming Collapse of China. He writes a weekly column for Forbes.

2010年4月23日金曜日

ネバダ・レポート

今朝、起きて日課である他の人のブログを見ていたら

「ネバダ・レポート」

なるものにぶつかりました。

今まで恥ずかしながらこのレポートについては知りませんでした。
このレポートは諸説ありますが、いまもって出所不明の文書です。 2001年9月に官僚や政治家に広まり自民党部会 でも資料として配られたもので IMF(国際通貨基金)の調査官と日本の官僚らが作ったなどと言われています。

で、レポートの内容は日本の財政が立ち行かなくなりIMF管理下におかれた際にどのような処置がなされるかが示されていて大きく下記の8項目あります。

① 公務員の総数の30%カット、及び給料30%のカット、ボーナス全てカット

② 公務員の退職金は100%すべてカット

③ 年金は一律30%カット、

④ 国債の利払いは、5~10年間停止

⑤ 消費税を20%に引き上げ

⑥ 所得税の課税最低限を年収100万円まで引き下げ

⑦ 資産税を導入して不動産には公示価格の5%を課税、債権・社債については5~15%の課税、株式は取得金額の1%を 課税。

⑧ 預金は一律1000万以上のペイオフを実施し、第2段階として預金額を30%~40%財産税として没収する。



だそうです。

要するに、ギリシアではないですけど財政を短期間で立て直そうと思うのであれば、(海外(米国)からみれば)この程度のことは必要だということなのでしょう。

国内の政治で財政再建の方向に向かうことが出来なければ、いずれ可能性としてはこのような処置が取られうるということです。

仮に政治の中で財政再建を目指すのであれば、ここまで極端ではないけれどもこの方向に近い方針(公務員給与の削減、社会保障の削減、国民負担率の上昇)を立てなければならないということでしょう。

2010年4月22日木曜日

不安なのに準備できない~4割が老後難民

上記のようなタイトルでフィデリティ投信の調査が公表されていました。

面白かったのでいくつか見ていきましょう(資料はレポートより抜粋)

退職後の生活は、現在の生活よりも悪くなると考えている人が約半数


現在の高齢者と比較すると、悪くなると思っている人が7割
では、今の高齢者は恵まれていると皆思っているのでしょうか?

老後の心配は、半分がお金に関すること、次いで健康


8割以上の人が「公的年金」では生活費に不十分だと考えている
(それは現状の年金生活者を見ての回答なのでしょうか?)


退職後に必要な資金としては、概ね2,000万円~3,000万円程度を考えているようです。
(これは計算して算出した必要額なのでしょうか?たぶん、何となくの数字でしょう)


年代別に退職準備度(どのていど必要資金に対して準備しているか)をみると、20代~30代では10%程度、50代でも40%未満の数字
(50代で半分も準備をしていなくてどうするつもりなのでしょうか)

これを見ると、40%の人は「何もしてない」、残り40%も「計画的ではない」ので20%程度の人しか計画的な準備をしているとはいえない状況です


びっくりしたのは、この表
預貯金とか資産運用は良いとして、会社の退職金制度や年金制度に期待している人が4分の1もいるとの結果
国には頼れないと思っても、会社にはまだ頼れると思っているのでしょうか?

他にも30%の人が投資をしているとのデータもありましたが、一方で半分以上の人が現在の投資環境を「あまり良いとは思わない」とのこと
現在が良いのでなければ、いつが「良い」のでしょうか?
おそらく現在が良いと思えない人は、相場が高くなった頃に動き出す、一番やってはいけない「高値買い」という投資行動を取る人々なのでしょう

今回のアンケートを見て、改めて暗澹たる気分になりました。

みんな、ある程度「将来」に対する不安や危機を感じていながら、具体的、論理的には動こうとしない「何もしない」ことを選択する

私のコンサルティングの現場では、60代以上の方々でこれまでの無計画性が祟って、生活の建て直しや見直しを図らざるを得ないケースも少なくありません。

今後10年、20年経つと、このような人々が大幅に増えるということが想定されるアンケート結果ですね。

少なくとも私の関わる人には、このようになって欲しくないと再度思いを強くする次第です。

ネットセミナー

グローバルリンクアドバイザーズのネットセミナーを視聴しました。

■長期の中国株投資を本気で考える~20年で資産10倍増を本気で目指す~+明日のテンセントを探せ2~

90分ぐらいの動画でしたので、簡単に内容をまとめておきます。

前半は、長期的に成長する企業の話

・中国の長期成長に長く乗れる
・ある程度の配当利回りがしっかりある
・利益と配当が共に毎年10%以上成長する
・ROEは25%以上が望ましい

高い配当、高成長、高ROE候補として

香港取引所
張裕ワイン
中国忠旺
エスプリ
キングソフト
安踏体育用品
中国移動
紫金鉱業
工商銀行
中国海洋石油

高成長と高ROE候補として

康師傅
中国自動化
中国高速伝動
テンセント
レノボ
東方電気
アリババ
アジアインフォ(米)
バイドゥ(米)
中国汽車系統(米)
シートリップ(米)
中国新東方(米)
ハルピンエレトリック(米)
ミンドレイメディカル(米)
ヴァンスインフォ(米)



後半は、グローバルリンクアドバイザーズのファンドの宣伝
もちろん僕はファンドには興味ありませんが、「中国に投資してみたいけど、個別の銘柄を研究する気にはならない」という方は検討してみても良いのではないかと思います。


 

2010年4月20日火曜日

相続について

先週の東洋経済は相続特集だったので買って読んでみた。


内容としては、入門編として一般のビジネスマンが読むのであれば適当なように思いました。

最近は60代前後の方々からは、相続の話しを聞く事も増えてきているのだが、一方で家庭内で相続の話を持ち出すのは何となくタブー視されているようで、それも十分理解できます。

ただ、遺言などがきちんとしていなかったので、相続時にもめるケースは後を絶たないので、本人がきちんと自覚と責任を持って相続の話をしておくべきだと強く感じます。

子供から言いにくい場合には、われわれのようなFPを利用してもらう事で第3者から相続・遺言の重要性を認識してもらえるのではないかとも思うのですが、難しいのでしょうかね。

2010年4月18日日曜日

ウェルス・マネジメントレビュー


FPとしてクライアントの資産運用にかかわろうと思うのであれば、本書は大変役に立ちます。

クライアントが資産運用のリスクに対してどのように感じるのか?
リスクを取らなくてはクライアントのゴールが達成できないことをどのように理解してもらうのか?

など実務家が執筆した書籍として書かれていますので、非常に好感が持てます。

逆に投資家としては、資産をゆっくり築いていくためにはこのようなサービス を利用する(あるいは自ら実践する)ことが必要なのだと理解することができます。

自分で実践できない方は、ぜひうちに来てサービスを利用 してください。

昨日のセミナー

昨日は、GINZAX投資セミナーを銀座で開催しました。

大原氏が日本株、私がJ-REITのお話をさせていただきました。

また後日セミナー動画などアップしようと思います。

J-REITで言えば、ポイントは

REITのEPSは株式のEPSよりも動きは緩やか

07年後半から下落傾向が継続中

NOIの内訳は上記の通り
EPSの減少は、支払利息の増加と賃料収入の減少の2つが要因

 
支払利息の増加は、融資関連費用に注意
借り入れ金利は上昇が続く


資金繰り、借り入れコストは先行き改善傾向が見られる


賃料の下落は、賃料単価、空室率ともに底が見えない段階

それでも、僕個人はJ-REITには強気です。
一番期待しているところは、年金資産のJ-REITによる運用です。



日本の年金資産は、不動産に投資する割合が国際比較として極端に少ない

日本不動産証券化協会が主導しながら、年金の資金運用で不動産運用を拡大する動きを進めています。
年金試算は300兆円程度ありますので、その1%が運用されるだけでもJ-REITの市場規模が倍になるほどのインパクトがあります。

おそらく2~3年のうちには、年金の不動産運用が進むと見ていますので、J-REITは強気で良いと考えています。

その他、個別銘柄に対する考え方もあるのですが、それはまたセミナーで。

2010年4月15日木曜日

卒業文集

目標を定めることについての重要性は、このブログをご覧いただいている皆さんならば十分認識されていると思います。

昨日、友人から石川遼の小学校卒業文集をもらいました

この年にして目標が期限付きで詳細に書かれているのが、素晴らしい
しかも、書いたことを着実に実現させていっています

私ももちろん目標は家の寝室に貼り出しているのですが、遼君の目標と比較すると自分の目標がしょぼく見えてきます。

ちょっと目標を大きく書き直そうと思います。

ちなみに僕の小学校卒業文集は、「経済学の偉い人」でしたね。
路線は間違ってないようですが

第一生命の上場とは?

昨日は、SG(スタディ・グループ)にてこの4月に上場した、第一生命の株式会社化について議論していました。

主な論点は

・相互会社の株式会社化とは何か
・株式の分配についての計算は
・株式の価値(純資産部分)は何から生じた価値なのか


です。

一つずつ考えていきましょう

1.相互会社の株式会社化

相互会社が株式会社化する際の一番大きな違いは、相互会社の形式が「契約者=社員」であり、「社員が経営に参画する」というということであったのに対し、株式会社は「契約者」と「株主」が分離し、経営にはもちろん「株主」が意見を持つ

ということが大きな変更点です。
よって株式会社化する際には「契約者=社員」に対して、社員権を喪失する補償として発行する株式を渡すという事になります。

2.株式の分配方法は

株式の分配は、契約者ごとの「寄与分」の大きさによって決められます。

「寄与分」とは

各社員の会社の純資産形成に対する貢献度のことであり、具体的には、
「社員の支払った保険料及び当該保険料として収受した金銭を運用することによって得られた収益のうち、保険金、返戻金その他の給付金の支払い、事業費の支出その他の支出に当てられた額を控除した額」から「保険契約上の債務を履行するために確保すべき資産の額」を控除した額

と定義されています。簡単に言うと保険会社の利益にどれだけ貢献してきたかという事を契約者単位で評価することになります。

要するに、保険会社の利益に貢献が大きかった人には沢山の株式を、そうでない人は寄与に応じて分配するという事になります。

ここで生じる疑問は

「これまで、俗にお宝保険などと呼ばれる過去の予定利率の高い保険は、寄与分は低く、結局もらえる株式が少ないのでお宝ではなかったのではないか?」

という意見も出ましたが、「寄与分」の計算実務がわからない(資料としても少ない)為にわかりません。

実務にかかかわった方でわかる方がいらっしゃれば、教えてほしいものです。


3.株式の価値(純資産部分)は何から生じた価値なのか

そもそも相互会社では、契約者=社員に配当を分配するので「純資産部分=内部留保」が存在しないのではないか?という疑問があります。


しかし、例えば第一生命の場合には、株式会社化の前に1兆円ほどの純資産がありました。

おそらくこれは、すべての剰余金を「契約者=社員」の配当へ回していたのではなく、長年少しずつ内部留保を蓄積してきたと考えるのが妥当だと思います。
(ほかの資料では、中途解釈者などが配当を受けずに会社内に留保されているものもあるようです)

それをそれぞれの契約者の「寄与分」に応じて分配しただけですので、今回の株式分配は、これまで配当されてこなかったものを契約者が取り戻したにすぎないとみることもできます。

以上、見てきたように相互会社の株式会社化には、疑問点やよくわからない点が多々あります。けれども今回第一生命の資料をみても正直、詳細についてはどこにも表現されておらす、正確なところがよくわかりません。

株式会社として、財務内容をディスクローズする前に、今回の株式会社化についての詳細をディスクローズしてほしいものです。

2010年4月14日水曜日

ギリシア国債について

ギリシア国債について様々な情報が飛び交っていますので、自分のためにも整理

・13日に6ヶ月物、1年物の入札(15億6000万ユーロ)

・入札自体は消化したものの利回りは急上昇
・1年4.85%(2.20%)、6ヶ月4.55%(1.38%)カッコ内は前回の応札

CDS市場は下記の通り(春山さんブログより)

・ギリシアの財政状況は建て直しには程遠く、今後の国債発行の持続性は疑問
・5月にはドイツで総選挙があり、選挙前にドイツではギリシアの積極的支援を打ち出すのは難しい

・翻って日本はギリシアよりもよっぽど財政状況は悪いものの、国内資金での国債消化が主流であり、現段階では消化に問題も生じていない

しかし、

・仙石大臣が税収37兆円に対して新規国債発行額が44兆円の予算を「本来ありえてはならない姿」「この国は続くのだろうかとの不安心理を醸し出す」と指摘した。さらに「投資家からみれば、『いつ売り崩してやろうか』と格好のネタになりつつある」と、「日本売り」の可能性にも触れた。

・ 田村耕太郎議員が日銀の質問で「日本国債がデフォルトした場合の危機管理」について質問

・マーケット参加者や評論家が述べるのであればともかくとして、与党の議員が国家財政の継続性について疑問を投げかけるのは、国債消化安定、ひいては金融システム安定化の観点からは非常に好ましくないと思う

2010年4月13日火曜日

億の近道に参加



今度から縁あって「億の近道」に連載させていただく事になりました。

このブログも日々感じた事や投資のお話をご紹介しておりますが、億の近道でも似たような事を発信していくつもりです。

このブログの内容とはかぶることも多いとは思いますが、他の執筆者も面白い方が多いので興味があれば登録してみて下さい。

2010年4月10日土曜日

中国経済2010年のポイント資料

最近注目しているサイトで
「田中修レポート」(日中産学官交流機構特別研究員)

があります。

中国側の発表する資料について丁寧に解説されています。
例えば3月のレポートでは、今年の政府目標などが示されています。

2010年度目標
経済成長率 8%前後
エネルギーGDP 単位消費 設定せず
全社会固定資産投資 20%
社会消費財小売総額 15%
消費者物価上昇率 3%前後
対外貿易輸出入総額 8%前後
国家財政赤字 1兆500億元
M2伸び率 17%前後
人民元新規貸出増 7.5兆元前後
都市住民可処分所得 設定せず
農村住民純収入 実質6%以上
都市部登録失業率 4.6%以内
都市新規就業増 900万人以上
人口自然増加率 0.7%以内
二酸化硫黄排出総量 設定せず
化学的酸素要求量 設定せず

これと実績を比較していけば良いですよね。

重点施策は下記の通りです

(1)都市・農村住民の収入を引き上げ、個人消費需要を拡大する
国民所得の分配構造の調整を促進し、財政補助の規模を増やし、個人とりわけ中低所得者の消費能力を高め、消費を誘導する財政・租税政策を整備し、経済成長に対する消費の牽引効果を拡大する。

(2)政府公共投資をうまく手配・使用し、投資構造の最適化に注力する
社会保障的性格をもつ住宅、農村インフラ、教育・医療・衛生等の社会事業、省エネ・環境保護・生態建設、自主的なイノベーション・構造調整等の分野、未発達地域を重点的に支援する。資金手配は、主として建設中・最終段階のプロジェクトに用い、プロジェクトを中途半端で中止することを避け、プロジェクト新規着工を厳格に抑制し、重複建設を防止する。

(3)構造的減税政策を実施し、企業投資・個人消費を誘導する
増値税の転換・石油製品の税費用改革の成果を強固にする。一部の小型薄利企業に対し、所得税の優遇政策を実施する。1.6ℓ以下の排気量の乗用車に対し、暫定的に7.5%の軽減税率の車両購入税を課す。

(4)財政支出構造を最適化し、民生を保障・改善する
社会主義新農村建設、社会事業発展の脆弱部分、困難を抱える地域・末端・大衆に傾斜する。「三農」、科学技術、教育、医療・衛生、社会保障、社会保障的性格の住宅、省エネ・環境保護等の方面の支出を増やす。公用経費等一般的支出を大いに圧縮し、行政コストを引き下げる。

(5)地域の協調的発展・経済構造の支援に力を入れ、経済発展方式の転換を推進する地方に対する中央の移転支出を増やす。科学技術イノベーションへの支援を増やす。中小企業とりわけ小企業の発展特別資金を増やす。省エネ・汚染物質排出削減、落伍した生産能力の淘汰を大いに推進し、戦略的新興産業の発展を支援する。

公共投資内訳も出ています

2010年度中央政府公共投資の内訳(億元)

農業インフラ及び農村民生プロジェクト 2536
うち 水利プロジェクト 321
農村飲料水、電力網、メタンガス等 1353
小型農地水利建設 862

社会保障的性格をもつ住宅建設(農村危険住宅改造を含む)  632
省エネ・汚染物質排出削減・生態建設 980
うち 10 大重点省エネ・プロジェクト、循環経済発展等 613
都市汚水、ゴミ処理施設、下水 255
重点流域の水質汚染対策 112

教育・衛生等社会事業建設  981
地震災害復興  974
自主的なイノベーション、技術改造及びサービス業 742
うち 重大科学技術特定プロジェクト投資(設備購入) 419
企業の自主的なイノベーション・ハイテク産業化支援 323

鉄道、公道、飛行場、港湾等インフラ建設 2597
うち 鉄道 682
公道 1311
飛行場 245
港湾 105

その他社会事業等投資プロジェクト 485
合 計 9927

(全てレポートより引用)
定期的にチェックしておいて良いサイトだと思います。

不動産市況について

先週、お花見でS不動産の方とお話しする機会がありました。

S不動産だからということはあるんでしょうけど、最近は新築マンションの販売も好調なようです。
ただし、販売戸数は決して多くは無いとの話でしたが。

不動産研究所の「住宅マーケットインデックス」でも販売価格は回復傾向がみられます。


一方で賃料はまだまだ回復には遠いようです

J-REITにも大分回復の兆しが

世界と比較すると出遅れている


REITの話は、来週のGINZAXセミナーでお話しすることにします。

2010年4月9日金曜日

先月あった話


先月あった話を一つ

先月様々な証券会社で、上記の「みらいの地球債」という名前で、欧州投資銀行の豪ドル建て4年債券が新規発行されていました。

多数の証券会社で取り扱っていたので、目にされた方もいらっしゃるかと思います。

私も友人から「この債券についてどう思うか?」と意見を求められました。

私の答えとしては「4年物のオーストラリア国債」の利回りは5%を超えています。(今日は5.45%)
欧州投資銀行とオーストラリア国債は共にAAAの格付けです。
厳密に言えば信用リスクが異なると思いますが、ほぼ差はないと言って良いでしょう。

同じ豪ドル建て債券で信用リスクにも差がないと仮定すれば、債券の利回りに差は出てこないと思います。
どうしても欧州投資銀行(あるいはそこから貸し付けられる先)にこだわるのでなければ、オーストラリア国債を買ったほうが良いんじゃないでしょうか。

はたして、この債券を買った方でオーストラリア国債と比較した人はどれだけいるんでしょうか。

もちろん、財務内容が欧州投資銀行の方が圧倒的によければそのスプレッドは生じるのかもしれませんが、それも考えにくいですよね。

むしろ問題は、この条件で新発債券を引き受ける日本の証券会社にもあるような気がしますが、本当のところはどうなんでしょうか?

中国の現状把握

オススメの一冊

タイトルは「中国ゴールドラッシュを狙え」と勇ましい感じがしますが、多分出版社側の「売る為」のタイトルであり、内容とはそれほど一致していません。

内 容は、財部さんが昨年中国を丁寧に取材した内容や感想が綴られています。

「本書は、中国を称える本ではない。しかし、中国を貶める本でも ない。・・・世界における等身大の中国を描くことを目指した本である。」
(まえがきより引用)

中国に関しては、比較的ポジティブ な情報とネガティブな情報の差が大きいような気がします。
また楽観論者と悲観論者の差も激しいです。

本書のように等身大の中国を 見つめる姿勢が中国投資を行っている立場からも欠かせません。

もちろん、読んだ感想は中国投資についても引き続き前向きに取り組める内容 になってます。

是非読んでもらいたい一冊です。

大手商社と資源価格

昨年、私の主催する投資倶楽部で「三菱商事」「三井物産」と日本を代表する大手商社を購入しました。

当時投資倶楽部での銘柄研究では、両社とも資源価格の上昇(特に、三菱は原油、天然ガス、三井は鉄鉱石、ニッケル)によって大幅増益が期待できることがわかったので購入した記憶があります。

その時に投資倶楽部では、各商品市場について担当を分けて調査をした記憶があります。

そこへ昨日の日経記事
「大手商社、計2000億円規模」

三井物産は鉄鉱石1ドル上昇すると20億円の純利益増加、原料炭は1トン=1ドルあがると三菱商事で15億円の純利益増加効果があるようです。

これに加えて、原油価格も上昇しているので2010年3月、2011年3月の内容はよいものになりそうです。

ちなみに株価は現在購入時より商事が20%、物産が30%ほどの上昇です。
決算発表によって一段高があるのではないかと思っています。

2010年4月8日木曜日

FPツールについて

今日の午前中は、ウェルスマネジメントのツールについて話を聴いていました。

そのシステムは「Wealth Management Workstation」というソフト

私がこれまで見たものの中では、かなり上手に作られているソフトでした。

米国では、FP向けのソフトや資産管理ツールが沢山ありましたが、日本の場合には数も少ないのでこれは利用を考えてみる価値ありです。

あとは、費用面でしょうね。
ここでは、価格は書きませんがペイするためにはいくつかの富裕層を抱えていないと難しいですね。

ただし、こういうソフトを開発してくれる会社には感謝したいと思います。

FPとして

昨日FPがらみで学んだことをいくつか

・所属している不動産三田会での注意喚起

参加している会員間でのトラブルがあるので注意するようにとのこと
人が良い方が騙されるケースがあるとの話でした
私は全然知らない話でしたが、みなさん大人なので良識ある判断をすれば騙されないと思うのですが、こういう会に所属していることで油断が生じるのかもしれません

BNI凛チャプター主催のイベント

お話させていただいた社長(61歳)と相続の話に
やはり60歳になると親世代の相続の話は必要だと思いました
なかなか子供から親に相続の話をするのは難しい
また、不動産に対する知識は非常に役に立ちます
特に昔からの地主さんはあまり不動産に対する知識があって大家業をやっているわけではないので

・その他

他にも退職金運用のご相談もありました
我々FPに対するニーズは決して少なくないなと
どうやってそのニーズを顕在化させられるかなんでしょう

2010年4月7日水曜日

神戸製鋼がベトナムへ

少し遅い話ですが、神戸製鋼がベトナム中部ゲアン州に製鉄炉を建設することを発表しました。

「ベトナム社会主義共和国におけるITmk3®プロジェクト投資許可の取得について」

ベトナムは、前回のセミナーでもお話したとおり「資源」は取れるものの、それを加工する技術力、資本力が不足しており、鉄鋼に関しても輸入が続く状態です。

石油コンビナート建設(出光興産、三井化学)の完成予想も2013年でしたので、ここ5年もすると貿易収支に大幅な改善がでてくるのではないかと期待しています。

ちなみにコンビナートはここです。

木馬の勝者

PIMCOのビル・グロースのレポートが更新されています。

簡単にまとめると

国債としては、リフレの成功を前提に短期(米国、ブラジル)長期(ドイツ、ユーロ主要国)に配分すべき

高格付社債のスプレッドを取るべし

です。

ビル・グロースのレポートはいつも面白いですね。

保険代理店のカンファレンス

昨日は、午後からはずっと私が委託型募集人として登録させていただいているホロスプランニングのカンファレンスがありました。

要するに私もコンサルティングの中で保険が必要な場合には、ここを通じて保険の募集行為を行っているということです。

ホロスプランニングは、一般の保険代理店とは異なり「お客様の購買代理」という理念を掲げ、愚直に行動しています。


私も中立なFPとして、どこの保険会社のどの商品が良いのかを、決して保険会社や代理店の都合によって決めることなく、自由に選べるのでホロスプランニングの姿勢とその存在には大変ありがたく思っています。


また、ホロスプランニングは、売上を保険会社からの手数料収入だけに依存するのではなく、自社開発による顧客管理のシステム販売や所属する保険募集人のスキルをプログラム化して販売するなど独自な方針もあり、とてもユニークな会社だと思っています。

こういう会社が増えてくると、いけてない生命保険業界も少しは良くなると思います。

2010年4月6日火曜日

香港に住む大富豪41の教え

最初に読んだのはこの一冊

Qさんのサイトで紹介されていたので、すぐに買って読んでみました。
著者はIBJ出身で、いくつかの金融機関を経て今は香港でVCを経営している方

こういう教訓本は一般論に終始するものが多い中で、本書は中国に特化しているだけあって、中国ビジネス上の注意点や中国人気質について もきちんと触れられている。

また、中国から見た日本国家についても少し述べられているので私としてはそれが役に立ちました。
今 は、財部誠一さんの中国取材本を読んでいるがそちらも後日アップします。

「米国のリタイアメント・インカム政策」と考察

今月号の証券アナリストジャーナルに「米国のリタイアメント・インカム政策」が掲載されていたので自分の為にも論点を整理

米国の退職所得制度は
・公的年金制度である社会保障年金(The Old Age,Survivors and Disability Insurance:OASDI)
・職域制度である確定給付(DB)と確定拠出(DC)制度
・個人レベルの制度である個人退職勘定(Individual Retirement Accounts:IRA)

でわが国の公的年金に当たるSocial Securityは、財政的に厳しいのはわが国同様

職域制度は、DBからDCへ移行しているがDCは従業員の任意参加の制度であるなど課題も多い

企業年金が適用されない従業員のために個人レベルではIRAがある(74年創設)

内訳は以下の通り(市場規模は14兆ドル)
個人のIRAが約4分の1を占める(これは日本にはない、近いのは確定拠出個人型か?)
DB、DC は割合が1:2
日本の場合には09年3月末でDB残高64兆円、DC残高4兆円で16:1

米国は全世帯(1億1680万世帯)の70%がIRAか職域年金もしくはその双方に参加している

米国の高齢者世帯(65歳以上)の所得区分を調査すると
2万ドル未満 43.4%
2万ドル以上7万ドル未満 44.2%
7万ドル以上 15.3%

日本ではこれまで退職所得の議論は多くなかったが、
・高齢者世帯での所得格差の拡大(特に低所得者層の増大)
・公的年金への依存率の高さ
・国民の貯蓄率の低下
などから今後議論の高まりが予測される

その中でもIRAの導入とDCの普及の議論は米国の辿った足取りが示唆となるだろう

という話でした

ここからは小屋の見解

・米国でもERISA法(74年)施行から市場の好調も寄与して拡大してきた。
昨年米国FP事務所を訪問したインタビューからも本格的な普及は90年代だと思う
株式高があってなお普及まで15~20年程度かかったことを考えると、今の日本の状況は頷ける

・日本の確定拠出年金は2001年施行なので、施行から10年経過
日本市場も低迷を続けているので、DCの本格的普及にはあと10年は必要なのでは

・しかし、資産運用は時間が大切なので10年後にDC運用に目覚めた人は残念ながら遅いと思う
やはり新入社員時点からDCを理解して運用を始めるのが大切

・法制度としてはマッチング拠出の法改正も検討されているようだが、IRAにあたるものも検討が必要

・一方で日本人は保険会社の提供する個人年金の加入率は約30%(マイボイスコム調査)
ここでの課題は、決して加入者は将来の必要額を試算して加入しているわけではないこと
日本の個人年金は確定給付型であることが多く、その運用利回りも十分とは言いがたい

 ・個人的にはDB、DCだけでなく自分で運用して個人年金(決して保険会社の提供する個人年金ではない)を形成していく姿勢が大事だと思う
FPやIFAはそれをサポートする職務

2010年4月5日月曜日

いろいろこくち

ブログ読者の皆様へ

幾つか告知および広報です。

1.セミナー

私の出る(主催、他催問わず)セミナーがいくつか予定されています。

①主催のセミナー
先月から株式会社マネーライフプランニング主催で月一回でセミナーを開始しました。

次回は 2010年4月24日(土)14:00~16:00に麻布十番で予定しています。
内容は、海外投資について。
初心者にもわかりやすく、そして具体的な投資手法などについてもご紹介しますので、海外投資をやってみようかと思う方はコメント欄でも結構ですので是非ご連絡下さい。
今回のゲストは(マゲラン・ファイナンシャル・プランニング株式会社:河野氏)
ちなみに費用は3,000円です。

5月は23日(日)に不動産購入(特に投資不動産)について(ゲスト:㈱KIRIAGERU 糀屋氏)
6月は19日(土)に米国経済と不動産投資について(ゲスト:ウォルトンジャパン 高野氏)

毎回、外部のゲストスピーカーもお招きしてやっていきます。
どのゲストの方もその道のプロなので非常に価値がありますよ。
僕もやりながらもゲストの方のお話は毎回大変勉強になります。

②GINZAX投資セミナー
私も参加するGINZAX投資研究会のセミナーです。
次回は4月17日(土)15:00~の予定です。
3月に僕が説明したベトナム株投資のDVDももれなく付いてきます。
詳しくはこちら
ちなみに今回僕は、J-REITの話でもしようかと思ってます。


③FP研修セミナー
5月21日(金)14:00~の予定です。
イボットソン・アソシエイツ・ジャパンさんのご協力も頂いて、ポートフォリオ分析ソフトを利用しながら資産運用提案についてケーススタディを通じて実践してもらおうというセミナーです。
これは、正直言って結構面白いと思います。


2.ビジネス朝食会

先日、とあるかたにBNIというビジネス朝食会に誘われまして、見学に行ったところ大変面白かったので参加する事にしました。

一つの場所では、1業種1人まで(要するに競合は入れない)との事でしたので秋葉原での立ち上げに参加する事にしました。

興味がある方は、ぜひ一緒にやりませんか?

てなことで、色々活動してますのでよろしくおねがいします。

もう一冊ありました

そうそう、先週はもう一冊買ってもらっていたのでした。

アルファを求める男たち

とりあえず今は財部さんの本とグレアムを並行して読んでます。
「香港大富豪・・・」は読み終わったので、今度レビューしておきます。

2010年4月4日日曜日

孫社長の動画

先程まで、USTREAMの孫さんの動画を見ていました。

4月5日までの公開ですので見ていない方はお早めに。
2時間半ほどありますが、決して損はしないでしょう。

内容は、企業家としての孫さんの半生と、志について語った動画です。
今年のソフトバンク会社説明会に来た学生に語ったもののようです。

孫さんの半生についてはこちらの本に詳しく出てます。
僕ももちろん読みましたが、ちょっと桁が違う人物で、自分の器の大きさと比べると恥ずかしくなってしまいます。
僕とはキャラクターが異なるのですが、もちろん学ぶべき点はたくさんあります。


母親への感謝

先日、母親が東京に出てきており

「何か欲しいものがあれば、買ってあげる」

と言われたので、お言葉に甘えて本を買ってもらいました。



これでしばらくは読む本には事欠きません。
読んだらレビューしますね。