2010年12月31日金曜日

2010年も有難うございました

ブログ読者の皆様



2010年も当ブログを読んでいただいて有難うございました。
これで年内最後のブログ更新となります。

2010年を振り返りますと

仕事面では、会社も2期目の決算を終えて終始トントンという結果で、まずまず満足のいく1年であったと思います。

12月には、体調不良で産まれて初めての入院も経験し、30を過ぎて体の管理はきちんと行わなくてはと反省も致しました。

投資では、日本株やコモディティは順調にあがったものの、主力の中国株は一部の消費銘柄以外はそれほどの推移もなく、低調と言えば低調でした。ただ、これは市場全体がそうでしたので仕方のないところでしょう。年末にいくつかの銘柄を仕込みましたので、また年明けに報告します。

また、仕事やプライベートでも様々な新しい出会いがありまして、本当に知人友人には恵まれており幸せに思っております。

2011年は、これまで以上に張り切って活動していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

まずは出版の原稿からなんですけど、これが結構難しいですね。
内容としては書けるんですけど、書籍の(面白い)原稿として書けるかというとまた別のスキルのようです。

2010年12月29日水曜日

2010年の株式市場

さて、年末ですので各国株式市場の騰落率ランキングを調べてみました。

時期は2010年1月5日~12月27日までの期間で調査しました。
http://www.damj.co.jp/JA/flash/weathermap.aspx

(出所:SIXテレクルス)

ベスト20

1.アルゼンチン +44.79% (メルバル指数)
2.タイ     +39.25% (SET指数)
3.インドネシア +39.15% (ジャカルタ総合指数)
4.チリ     +34.96% (IGPA指数)
5.デンマーク  +32.50% (コペンハーゲン指数)
6.フィンランド +26.46% (ヘルシンキ指数)
7.トルコ    +22.62% (ISEナショナル100種指数)
8.スウェーデン +19.95% (ストックホルム30指数)
9.南アフリカ  +17.84% (FTSE/JSEアフリカ全株指数)
10.マレーシア  +17.35% (クアラルンプール総合指数)
11.メキシコ   +16.50% (ボルサ指数)
12.ドイツ    +15.57% (DAX指数)
13.インド    +13.25% (SENSEX30種)
14.ノルウェー  +12.50% (オスロ全株指数)
15.ポーランド  +12.03% (WIG指数)
16.ロシア    +11.14% (RTS指数)
17.カナダ    +11.05% (S&Pトロント総合指数)
18.オーストリア +11.00% (ATX指数)
19.米国     +10.65% (S&P500種)
20.イスラエル  + 9.64% (テルアビブ100種指数)

ワースト20

1.ギリシア   -38.35% (アテネ総合指数)
2.スペイン   -18.89% (IBEX35指数)
3.中国     -15.26% (上海総合指数)
4.イタリア   -12.91% (FTSE MIB指数)
5.ポルトガル  -10.50% (PSI20指数)
6.フランス   - 3.76% (CAC40指数)
7.ブラジル   - 3.47% (ボベスパ指数)
8.日本     - 3.05% (日経平均)
9.ハンガリー  - 2.39% (ブタペスト証券取引所指数)
10.オーストラリア- 1.75% (ASX全普通株指数)
11.スイス    - 0.17% (SMI指数)
12.ベルギー   + 0.36% (BEL20指数)
13.エジプト   + 0.43% (CMA指数)
14.アイルランド + 0.86% (ISEQ全株指数)
15.香港     + 1.95% (ハンセン指数)
16.オランダ   + 3.96% (AEX指数)
17.チェコ    + 5.79% (PX指数)
18.英国     + 6.32% (FT100指数)
19.韓国     + 6.62% (韓国総合株価指数)
20.シンガポール + 8.19% (ST指数)

こうして見てみると、騰落率がマイナスであった国はごくわずかで2010年の世界的な株式市場は
過剰流動性にも支えられて堅調であったようです。
株式市場では比較的損を出しにくい環境であったとも言えますね。

特に、ブラジルを除く南米の国々、欧州の財政健全国の株式市場が大きく上がっています。

一方で株価が上がらなかった国々は、欧州の国家財政悪化国と日本、中国、ブラジルという結果になっています。

もちろん2010年は円高が9%(通貨インデックス)程度進行しましたので、円建てでみた場合には上記の結果はまた異なってくるとは思います。
(各国の騰落率を押し下げてみればよいと思います)

いずれにせよ、既に株式投資もこのような全世界的な資金移動を考慮しなければならない時代になったともいえます。

2011年は、各国どのような相場になるのでしょうか?
私は、このワースト20に入っている国々の市場(特に中国)にチャンスがあるのではないかと思って注目するつもりです。

では、来年もよろしくお願いいたします。

ホリエモンの真似してみました

ホリエモンがよくサイト内で読者が買ったもののランキングを発表しているので僕も真似してみました。
ブログ読者の傾向がわかるかと思いましたので。

ではサイト内を通じて売れたものベスト10です。

第10位
全脳思考



神田さんの本です。ビジネスのアイデア出しとしては非常に有効な本だと思います。
私も実際にやってみてビジネスアイデアを考えていました。

第9位
よつばと! 8 (電撃コミックス)



よつばと!はこのブログで紹介したんでしたっけ?
今私が読んでいる中では、一番面白い漫画です。
月刊誌なので単行本化が時間かかるのが難点ですけど。

第8位
ビジネスマンのための40歳からの本を書く技術


私は、今回本を書くにあたって勉強の意味も含めて購入したのですが、読者の中でも他に本を書きたい人がいるのでしょうか?
いるのだとすれば、お互い頑張りましょう。

第7位
中国株「黄金の10年」


中国株、ベトナム株ブログと言っていますので、さすがにここで中国株本がランクインです。
中国株本では新しい本なので、まだまだ内容や紹介銘柄は役に立つと思います。

第6位
図解でわかる コモディティ投資のすべて


当ブログでは、コモディティも一押しです。
決してメジャーではないコモディティ本が売れているのにはびっくりです。
原油も金も銀も今年は大きく上がりましたね。
私は来年もコモディティにはまだまだ強気です。

第5位
2020年、日本が破綻する日 (日経プレミアシリーズ)


これも決してやさしい本ではありませんが、売れています。
当ブログでも警鐘を鳴らし続けている、日本の財政と世代間不公平問題についての良書
帯には中曽根さんの推薦と書かれていました。

第4位
プレゼンテーションzen



この本を読んでから、私のプレゼンのやり方ががらっと変わりました。
スライドの作成なんかも非常によくなったと思っています。
プレゼンやセミナーを行う人で、まだ読んでいない人がいたら是非読んでおくべき1冊です。
続編のプレゼンテーションzenデザインは残念ながらランク外

第3位
「FP」になって独立・開業 わずか2年で年収1千万円を稼ぐ! (資格取得者応援シリーズ)



ここでFP本のランクインです。
同業のFPの方々もブログを見ていただいているんですかね?
本は、参考になる部分も少しありますが、話の内容が古いのでこれから開業する人の参考になっているのかどうかには疑問符もつきます。
タイトルで売れたんですかね?

第2位
お金に困らなくなる マイホームの買い方・つかい方―「暴落するマンション・売れない一戸建て」をつかまない知恵


ここで住宅本の登場
内容的にはかなりファイナンス寄りの話なんですけど、2位に入るのはやっぱり日本人は住宅に対する関心がすごく強いということでしょうか。
内容はすぐれているので、買う前に一度読んでおくと良いと思います。

第1位
お金に愛される生き方 (学びやぶっく)


栄えある第1位は、尊敬するQさんの「お金に愛される生き方」になりました。
お金の哲学ともいえる金言に満ちた一冊です。
Qさんファンの読者も多いということでしょうか?

ベトナム投資家協会が外国人保有枠の引き上げを提言

ベトナム株ブログで下記のような記事を見かけました。

ベトナム投資家協会が外国人保有枠の引き上げを提言

■銀行銘柄の外国人保有枠を35~40%へ引き上げる。


■一般銘柄の保有枠も49%以上に引き上げる。ただし外国人が49%以上保有した場合は、49%以上の株式には株主議決権は無いものとする。

との提言がなされているようです。

これが実現すれば、2010年度は低迷していたベトナム株ですが2011年は良い結果に結びつくかもしれないですね。

私も、特に銀行銘柄は購入したいのですが現在は30%の保有制限に引っかかって買えない銘柄もありますので、保有枠拡大は大歓迎です。

ただし、2点目の保有枠は49%以上引き上げるが、49%以上の株式には議決権がないというのはどうなんでしょうか?
いびつな形で市場を発展させることには、賛成できませんのでこの制限には疑問を感じます。

いずれにしても2011年のベトナム株式市場の活況を期待して、年末は銘柄選定を行いたいと思います。

2010年12月24日金曜日

ご報告(宣伝)です

先週、某出版社さんとの打ち合わせで来年夏ごろに本を出版することが決まりました!

基本的にはライフプランの本となりますので、ブログ読者の方にも読んでいただけるような、面白くてわかりやすい本にしたいと思っています。

ということで、年末年始は原稿執筆ということになりそうです。

2010年12月17日金曜日

日本の資産運用ビジネス2009

先日野村総研から「日本の資産運用ビジネス2009」というレポートが出ていました
その中から気になった点を何点かご紹介

この全体像で気になるのは、家計資産の1,300兆のうち、運用に流れているお金は100兆円。
7~8%でしかないんだなという事。

もう1点は、変額年金17兆円の大きい事。
公募投信が51兆円ですので、その3分の1の大きさです

これも相続税法第24条を盾に、保険会社や銀行窓販で売りまくった結果なのではないかと思っています。個人的には決して良い商品だと思わないんですけど

この図は、我々のような資産管理や運用に関わる人間には朗報
今後5年間で、団塊世代の大量定年退職を迎え、金融商品の需要が高まるだろうという予想

これにきちんとアドバイスができるFPにもチャンスがあるのではないかと思ってます

このレポートは、どちらかというと年金基金へのアドバイザーと投資信託会社向けのレポートですが、興味があれば読んでみて下さい。

2010年12月15日水曜日

買えてません

ベトナムが結構急に上がってますね。





あっと言う間に20%ぐらい上がってます。

まだちゃんと銘柄研究できてなくて買えてないんです。
年末年始ちゃんと調べるので、それまで調整してくれないものでしょうか。

2010年12月11日土曜日

Traded Policies Fund の報告

何故か最近、今年初旬に母親名義で購入しましたTraded policies Fundについての質問が増えてきましたので、その後について報告しておきます。

直近のステートメントをみると、最初に5%の初期手数料が控除されている(sharesが475しかない)ところ、順調に価格が上昇して、今でようやく投資額に対して1%程度の上昇がみられます。

つまり元を取るまで約半年ちょっとかかっているという事になります。

Fact sheetをみますと、日本円建てでは年率8.63%程度で増加しているようですので、まあそういう意味では安定していると言えます。

ただ、今後日米の金利差が広がれば、為替のヘッジコストが上がるので、パフォーマンスに影響を与えるのではないか?と考えてはいます。

2010年12月10日金曜日

中国株

10月に一旦、中国株のポジションを整理しようと、ある程度の銘柄については処分したことは当ブログでもお伝えしたと思うのですが、
その後購入という意味では、まだまだ調査不足で買えていません。

一応、検討中の銘柄は

王朝酒業
中国水務
中国海外発展
ハンタイ
蒙牛乳業
羅欣薬業

辺りを考えています。

ベトナム株もそろそろ買い時だと思いますので、こちらも調べないといけないんですけどね。

年金の国庫負担

入院中は、それほどニュースで関心を持つような話はなかったのですが、今日は年金の話

今週は政府の2011年度予算の中で基礎年金の国庫負担率を50%とするのか、36.5%に引き下げるのかの議論について、一応政府は50%を堅持するという話がありました。

国庫負担を50%にするには、本来それに相当する財源(約2.5兆円)が必要で、これは消費税増税を持って充てることが自公連立政権では想定されていたわけですが、自公政権時代には「消費税増税」は先送りされ、政権交代が起きた民主党政権もそのまま先送りを続けています。

平成16年の年金制度改革も、国庫負担50%を想定して試算していますし、この前提が崩れると基礎年金部分は大幅な修正が必要になります。

ただでさえ、年金財政試算については私も何度も指摘している通りまゆつばな資産なわけです。

これはもう、残念ながら消費税を上げるしかないと思うんですけどね。

2010年12月4日土曜日

退院のご報告

先程、退院して帰宅いたしました。

主治医からは

「無理をしなければ日常生活を送って良い」

との指示でしたので、月曜日から通常通り活動の予定です。

皆さま、ご心配おかけいたしました。

またお見舞いに来て下さった皆様、誠にありがとうございました。大変嬉しかったです。

この場を借りて御礼申し上げます。

では、また次回からは普通のブログに戻ります。

2010年12月1日水曜日

入院しております

結局、一昨日より上野の永寿総合病院に入院しております。
暇しておりますので、お暇がある方はお立ち寄り下さい。
お忙しい方は、それにはおよびません。

2010年11月26日金曜日

ご報告

昨日病院で「肋膜炎」と診断されました。
当面は家で安静にしながら投薬治療にて様子を見て、場合によっては入院・手術が
必要との話でした。

皆様にはしばらくはご迷惑をおかけいたしますが、自宅療養に徹したいと思います。

2010年11月17日水曜日

住宅購入本

今日は、住宅購入本をご紹介



物件調査のプロが明かす絶対に後悔しないマンション購入術○と×
By 長嶋 修



さくら事務所の長嶋さんの著作

不動産を購入するという事は、非常に高度な投資行動だと私は思っていますが、それにしては消費者に皆さんはあまりにも簡単に不動産を購入している気がします。

この本では、自分が一生住もうと思って探す不動産なのだから、1年以上掛けて調べても良いぐらいだとの気持ちで書かれています。

私も、そう思います。

特に物的な確認に関しては専門家の判断を取り入れるのが良いのではないかと思っています。





「家を買おうかな」と思ったときにまず読む本
By 竹下 さくら


私の周りにも、住宅購入を考える人が多いという事で住宅購入にまつわる本をいくつか買って読みました。

こちらは女性FPの竹下さくらさんの本で、内容としては購入時に検討しなければ行けない事が網羅的に書かれています。

ただ、これで住宅購入を判断できるようになるか?

というとやや疑問です。

後半は、FPらしくライフプランの事等にも触れられているのでその点はGOOD。

2010年11月15日月曜日

最近読んだ本

ここ最近読んでいた本です。

この間、友人の事務所にお邪魔したところ、中原さんの本があったので借りてきて読みました。

電車の中で30分程度で読み終えてしまったので、内容はごくごく簡単に書かれています。

ただ、もう一冊の本を読んでも思いましたが、この中原さんの言うことはそんなに変ではないのですが、一般の人が実践しようと思うと結構難しい部分があるんじゃないかと思いました。

特に好景気と不景気の景気循環を読みながら、ポートフォリオの構成を大幅に変更するというのは、なかなか現実的には難しいのではないかと思う次第です。


ハーバードの「世界を動かす授業」 ビジネスエリートが学ぶグローバル経済の読み解き方
By リチャード・ヴィートー, 仲條 亮子

ハーバードのBGIE(Business,Government and the International Economy)という科目で教えている内容をきわめて簡略にまとめた一冊。

レビューにもあるように、ハーバード大学の授業の中身を期待して読むのであれば物足りないが、この本はむしろ米国MBA出身の世界経済の歴史的認識はこの本のような大雑把なものであると理解するのが正しいであろうと思います。

ようするに、世界のエリート層はこのように世界認識をしていると考えておけばよいということです。

むしろ、これから成長するであろう、中国やアジア圏に対する洞察はそれほど深くないので、我々日本人としてのアドバンテージはやはりアジアに対する欧米以上の理解と親近感にあると感じています。 

お金に困らなくなる マイホームの買い方・つかい方―「暴落するマンション・売れない一戸建て」をつかまない知恵

By 山崎 隆
この著者の本は初めて手にしたのだが、これは良書でした。

不動産を買う際に当たり前に意識しなければいけない「利回り」の概念をしつこく何回も繰り返し述べています。

マイホームを買うことを投資と考えることが必要なのですが、多くの人々はそういう意識がないために不動産の購入が資産形成につながっていません。

この本のレビューは良い悪いの評価が極端に割れているが、それだけこの本がズバリと真実をついている結果の評価だと思われる。



広告になるべくお金をかけずに、それでいて知名度を高めるためのPRをどのように行ったらよいか?

ということに対する回答本

書かれている内容は、難しくなくてすぐに実践可能な事例も多いので、お金がない中小企業こそ、このような手法でPRしていくのが良い方法なんだと思います。

藤村流 高くても売れる10のやり方
By 藤村 正宏

プライシングは難しいものだといつも感じています。

この本は、デフレ経済、安売り競争真っ只中の現在に、プライスは落とさなくても物は販売できるということを伝えた本です。

内容的にはその通りと感じることも多いのですが、実践するに当たりもう少し具体的な話を記述してもらいたいところです。




お金の神様 資産を守る、投資で儲ける!
By 中原 圭介


この著者中原圭介さんは、前から読んでみたいと思っていた著者の一人です。

私の友人で、資産運用について「中原さんの言うことが良いのでメルマガを取ってその通りに運用してみたい」

と言っていたこともありました。

この本は「週刊現代」での連載をまとめたもののようですので、サラリーマン向けにいわゆる小難しい表現はあまり出てきません。

金融本にとっつきにくい人は、良いのかもしれませんが私には少し軽く感じました。

中原さんの見解には概ね(7割ぐらい)賛成です。

ただ、次の本でも紹介しますが、中原さんの手法は個人投資家には若干難しいのではないかと思います。

多くの人は、こんなに機敏に動けないのではないかと思うのですが。

FP資格試験

先週、1級FP技能士の試験結果発表がありました。

おかげさまで合格

することができました。






とりあえず、これでCFPと1級技能士のFP関係資格は取り終わりました。
約2年かかりましたね。

もう少し、試験の中身が実務よりだったら充実感もあるんですけどね。

日本の試験ってなんでこんな暗記に偏った試験を出すんでしょう?
実際のFPの世界に正解なんてないのにねぇ。

2010年11月5日金曜日

投資クラブの成績

以前、ここでご紹介したかもしれませんが、私が主宰して「投資クラブ」というものを毎月開催しております。

これは、参加者で任意組合をつくり、互いに出資した資金を基に、皆で議論して運用をしていくクラブ活動です。

2年ほど前にスタートして、月に1回集まって、色々な銘柄(日本株)を検討しておりますが、本日の株式市場の大幅な上昇で、プラスになったので、ブログ読者の方々にも銘柄をご紹介します。



3730 マクロミル 購入額(手数料込み) 139,425円 
株価           124,500円(-14,925円、-10.70%)

8031 三井物産 購入額(手数料込み) 235,350円
株価           263,800円(28,450円、+12.09%)

8058 三菱商事 購入額(手数料込み) 399,450円
株価           417,200円(17,750円、+4.44%)

4326 インテージ 購入額(手数料込み) 141,325円
株価            163,800円(22,475円、+15.90%) 

4825 ウェザーニューズ 購入額(手数料込み) 122,725円
株価            124,300円(1,575円、+1.28%)

9990 東京デリカ 購入額(手数料込み) 321,839円
株価           309,000円(-12,839円、-3.99%)

全体損益 42,486円(+3.21%)

というところです。
これに実際には、配当が2~3%の銘柄が多いので、配当収入がプラスされます。

日本株だけの投資にしては、パフォーマンスとしても頑張っている気がします。

2010年10月27日水曜日

10月の中国株整理

9月の初旬から中国株を整理する(入れ替える)ために、銘柄の売却を考えていました。

ようやく先日、売却をしましたので備忘録のためと報告のために書いておきます。

買値   売値  騰落率(香港ドル) 騰落率(円)

00349 工銀亜州  10.778  28.5   164.4%       133.2%
00384 中国燃気  1.481   4.65   214.0%       176.9%
00857 中国石油  5.6734  10.1   78.0%        57.0%
03928 鄭州ガス   8.91   17.5   96.4%        73.2%
08208 常茂生化  2.254   1.23   -45.4%       -51.9%
00682 超大現代  4.6442  7.01   50.9%        27.7%
00801 金衛医療  1.62    1.48   -8.6%       -33.1%
08259 煙台安徳利 0.387  0.425   9.8%        -9.3%
00939 建設銀行  2.875  7.44    158.8%       78.5%

買値は、もちろん時期がバラバラですし、ナンピンなどもありますのであくまで平均値です。
買った時期も書こうと思いましたが、こちらは特定するのは難しいものでした。

為替は、円高が進んでいるために影響を受けてはいますが、どうせそのまま香港ドルで次の株を買うのであまり気にしていません。

銘柄によって結果がまちまちですが、3年~5年程度で2008年の下落も挟んでこの成績ですからそれなりに満足な結果だと思います。

もちろん2007年に売却できていればよかったのですが、その反省は次に生かすことにします。

今度は購入銘柄を検討して、購入していくことになります。現在検討中です。

2010年10月20日水曜日

地方議員年金廃止へ

今朝の日経朝刊に出ていた記事です。

地方議会の議員が加入している年金制度が、市町村議員の共済会が11年度、都道府県議員の共済会が21年度に積立金が底をつく見通しで、制度そのものを廃止にする(予定)だそうです。

全国市議会議長会は、給付水準を下げずに、自治体負担を増加させて存続させる事を主張していたようですが、片山総務相が

「国民にとって(負担が)どうかという視点が最重要になる」

として、全国市議会議長会の主張を却下したようです。

新聞では、
「今後は、年金受給者や掛け金を支払った議員に対する保障措置に焦点が移る」

と書かれていますが、一方で住民負担が1.3兆円増加との記述もあります。

要するに、共済の中で給付と負担のバランスが取れなくなった(支払う人よりももらう人の方が多くなった)ことを放置し、積立金が枯渇する段階で、初めて気付いたような感じで廃止して、その後の保障は自治体(国民)負担にしてしまおうと言う話。

やれやれ、という感じですが、マクロ的に見れば国民年金だって似たようなものですね。

いずれにしても、少数の既得権益者と、広く薄く負担させられる国民という構図は変わらないようです。

2010年10月19日火曜日

初めての経験

先月、このブログの読者のどなたかが私のレビューを見て、書籍などを購入してくれたようです。

これまで、このブログで紹介した本は先ほどの本で、135冊になりますが、単品でぽつぽつと購入していただくことはあったのですが、このように何種類かの本をまとめて購入してもらったというのは初めての経験です。

このように私が過去に薦めてきた本に対して、何らかのアクションを起こしてもらえるというのは本当にうれしいものですね。

このブログを開始する前にGREEでレビューを書いていたものが150冊ほどあります。

そのうちに時間を見つけてこちらでも紹介できればと思っています。

別に私のブログ経由でなくても、同じ本を購入して読んでいる方々には、本の感想などを共有できると良いですね。

俵屋宗達


俵屋宗達という本を読んだ

妻に勧められて読んだわけだが、久しぶりにビジネス書、金融本以外のカテゴリで本を読んだのでかえって新鮮だった。

俵屋宗達は日本画史では、後の尾形光琳らへと続く「琳派の祖」として紹介されることも多いが、この筆者は宗達と琳派では確実に違うものであると一線を画している。

また、画としての芸術性やその技術性などが革新的でクリムトやマティスなどの近代画家との共通性も多いことを指摘する。
ちなみにマティスは私の大好きな画家のひとりである。



私は、絵画はたまに美術館などで鑑賞する程度だが、それでもこの本はかなり楽しく読むことができた。

特に2000年に東京国立博物館で催された「対決~巨匠たちの日本美術」を観た人であれば、その宗達と光琳の比較などを思い出しながら読むとなお面白い。

というわけで、芸術の秋にお勧めの一冊

2010年10月17日日曜日

別府市の観光データ

先日のブログで、湯布院、別府には大変な人数の観光人観光客がいたことを書きましたが、実際はどうなのか調べてみました。

これは、別府の観光客推移です。(平成21年別府市観光動態要覧より作成)バブル崩壊後に激減していますが、その後20年間はどちらかというと増加傾向です。

これは、観光地としては十分健闘しているといえるのではないでしょうか。

それでは、次に別府の観光客がどこからきているかという話ですが、これでみると外国人観光客は全体の1%~2%です。

 とすると、先日、湯布院や別府で、韓国人観光客が沢山いると感じたのも、ある意味でバイアスがかかっており、実際は1~2%の存在にすぎないということになります。

ホテルでは半分ぐらいの宿泊客が韓国人であった印象ですが、これはホテルのせいなのか、はたまたこれも錯覚なのか。

ちなみに外国人観光客の内訳をみると、これは韓国からのお客さんが多いことは間違っていません。
ほとんど8割近くはアジアの観光客ですね。
話を聞いてみると、やはり温泉と地獄めぐりが好評のようです。

それにしても、やはり印象とデータでは、大きな違いがあるものですね。
気を付けたいものです。

2010年10月15日金曜日

九州旅行2

さて、昨日の続きです

別府では、高崎山に初めて行きました。
たかがサル山と侮っていましたが、本物の野生の猿を見ると結構迫力があります。
なんせ600頭ぐらいが一斉に駆け寄ってきますので。
別府に行く機会があれば、結構お勧めスポットです。



別府の「youmeタウン」
そもそも「youmeタウン」ってなんだろ?イオンそっくりだけど。
と九州内のあちこちで見かけるこのショッピングセンターに疑問符を感じていました。

今、調べてみましたが運営は「株式会社イズミ」という会社なんですね。
しかも東証1部上場ですか。

内容的には、まあまあな感じですね。

それで、youmeタウンで発見した、「青いダイソー」
ダイソーってこんな展開してるの?



別府の竹瓦温泉
前は、何度も通ったことがあるけど実際は入った事ないです。


翌日は、車で宮崎へ
別府(大分)~宮崎間は、高速道路がないので、ずっと下道でいくか、大分~福岡~熊本~宮崎と西九州を大周りするしか方法がありません。

こりゃ宮崎経済が厳しいわけだ。物流も厳しいですね。

今回は、下道を選択

この写真は、大分県の山道を抜けてようやく宮崎の海岸線(日向辺り)に出たところの写真

南国の秋が感じられます。
この日は天気が良くて多くのサーファーが波乗りしてました


今回はたまたま10月10日(日)に宮崎に行ったのですが、運の悪い事にコブクロのライブが宮崎市内で開催されたようで、宮崎市内のホテルが全て満室でした。

なので、ばかみたいに都城まで泊まりに行かなければならないはめになってしまいました。

この写真は、都城の「関之尾の滝」
せっかく都城まで行ったので、見てきました。




この甌穴と呼ばれる(川の水流が小石や岩石を巻き込んで、庄内川河床の岩の軟らかい所を丸く削り込み、更にそこに落ち込んだ小石が回転して穴を大きくして作られる)穴が有名だそうです。

で、今回は何にびっくりしたかというと北九州での韓国人観光客の多さ

湯布院、別府は韓国人旅行者に大人気なようで、ここはどこの国かと思うぐらいの勢い。

韓国人旅行者については、また次回データも交えて書く事にします。

2010年10月14日木曜日

九州旅行

先週は、実家(別府)で法事がありまして、5日間ほど九州に帰省しておりました。
そんなわけで、ブログの更新も滞っておりました。

九州で見てきたものをご報告しておきます。
経済的な視点でも面白い発見がありましたが、それはまた後日報告します。


初日は、湯布院へ
湯布院は、大分空港から高速で1時間程度はなれた場所でした。

最初に取った写真は、観光地にありがちな怪しい博物館
「九州」自動車歴史館というもの。
なぜ「九州」限定なんでしょう?


湯布院で多分いちばんの見どころの「金鱗湖」
湖というか沼ですけどね。
ただ、雰囲気は悪くないですし、水もきれいです。



こちらもありがちな「昭和レトロ」館
中も見ようと思いましたが、意外と入場料が高かった(700円ぐらい)ので断念。
誰がお金払って見るんでしょう?


湯布院の観光メイン通り
町並みは、「最近観光地としてキレイに整備しました」という感じ
そういう意味では、趣はないけれども、こぎれいにまとまってます。

軽井沢銀座に近いイメージでしょうか。


駅です。
駅は、先程のメイン通りからは少し離れた場所にあります。
駅とメイン通りの間は、本当に普通の田舎町です。
駅は、きれいに整備してあります。


その駅とメイン通りの間の通り
これでも少し駅に合わせて整備した様子を感じます。
暇だったので、ちかくの酒屋で地ビールを購入して、歩きながら飲んでました。
酒屋のおばちゃんは親切でしたが、歩きながら飲むというとびっくりしてました。
たぶんそんな人はいないんでしょう。

宿は、写真を取り忘れましたが、結構古めの木造旅館
温泉が露天風呂で結構良い感じでした。

ご飯は、駅前の地元の人向け居酒屋で食べました。まあまあです。



翌日は、宇佐神宮を訪問
宇佐神宮は、全国四万四千社と言われる八幡宮の総本宮です。


要するに各地にある八幡神社の頂点に位置する神社です。
とにかく広い
多分明治神宮ぐらいはあるんじゃないでしょうか。


本殿は、珍しい形で、3つの神様が並列に祭られています。
つまりおさい銭箱も3つある
これは3倍儲かりそう


この1の御殿、2の御殿、3の御殿が並列に配置されています。
この後みた、宇佐神宮の歴史の絵、和気清麻呂の一代記の絵が面白かった



宇佐の次は、中津へ
中津と言えば、福澤諭吉先生です

まず、福澤諭吉生誕の家へ

この福澤茶屋にてお昼ご飯
この旅行で食べたなかで一番ここが美味しかったんじゃないかなぁ
予想以上にいけてます


慶應生ならおなじみの諭吉像です
諭吉像は4種類ほど存在するようです。
これは、大学にあるのと一緒のものですよね


近くには中津城があります
こんな小さなお城は初めて見ました
写真で見ると立派ですが、現地に行くと「こんな小さいの?」と驚く大きさ

次回のエントリーでは、別府・宮崎をご紹介します。