サブプライム後の新資産運用―10年後に幸せになる新金融リテラシーの実践
By 中原 圭介
電車の中で30分程度で読み終えてしまったので、内容はごくごく簡単に書かれています。
ただ、もう一冊の本を読んでも思いましたが、この中原さんの言うことはそんなに変ではないのですが、一般の人が実践しようと思うと結構難しい部分があるんじゃないかと思いました。
特に好景気と不景気の景気循環を読みながら、ポートフォリオの構成を大幅に変更するというのは、なかなか現実的には難しいのではないかと思う次第です。
ハーバードの「世界を動かす授業」 ビジネスエリートが学ぶグローバル経済の読み解き方
By リチャード・ヴィートー, 仲條 亮子
ハーバードのBGIE(Business,Government and the International Economy)という科目で教えている内容をきわめて簡略にまとめた一冊。
レビューにもあるように、ハーバード大学の授業の中身を期待して読むのであれば物足りないが、この本はむしろ米国MBA出身の世界経済の歴史的認識はこの本のような大雑把なものであると理解するのが正しいであろうと思います。
ようするに、世界のエリート層はこのように世界認識をしていると考えておけばよいということです。
むしろ、これから成長するであろう、中国やアジア圏に対する洞察はそれほど深くないので、我々日本人としてのアドバンテージはやはりアジアに対する欧米以上の理解と親近感にあると感じています。
お金に困らなくなる マイホームの買い方・つかい方―「暴落するマンション・売れない一戸建て」をつかまない知恵
By 山崎 隆
この著者の本は初めて手にしたのだが、これは良書でした。
不動産を買う際に当たり前に意識しなければいけない「利回り」の概念をしつこく何回も繰り返し述べています。
マイホームを買うことを投資と考えることが必要なのですが、多くの人々はそういう意識がないために不動産の購入が資産形成につながっていません。
この本のレビューは良い悪いの評価が極端に割れているが、それだけこの本がズバリと真実をついている結果の評価だと思われる。
不動産を買う際に当たり前に意識しなければいけない「利回り」の概念をしつこく何回も繰り返し述べています。
マイホームを買うことを投資と考えることが必要なのですが、多くの人々はそういう意識がないために不動産の購入が資産形成につながっていません。
この本のレビューは良い悪いの評価が極端に割れているが、それだけこの本がズバリと真実をついている結果の評価だと思われる。
広告になるべくお金をかけずに、それでいて知名度を高めるためのPRをどのように行ったらよいか?
ということに対する回答本
書かれている内容は、難しくなくてすぐに実践可能な事例も多いので、お金がない中小企業こそ、このような手法でPRしていくのが良い方法なんだと思います。
藤村流 高くても売れる10のやり方
By 藤村 正宏
プライシングは難しいものだといつも感じています。
この本は、デフレ経済、安売り競争真っ只中の現在に、プライスは落とさなくても物は販売できるということを伝えた本です。
内容的にはその通りと感じることも多いのですが、実践するに当たりもう少し具体的な話を記述してもらいたいところです。
お金の神様 資産を守る、投資で儲ける!
By 中原 圭介
この著者中原圭介さんは、前から読んでみたいと思っていた著者の一人です。
私の友人で、資産運用について「中原さんの言うことが良いのでメルマガを取ってその通りに運用してみたい」
と言っていたこともありました。
この本は「週刊現代」での連載をまとめたもののようですので、サラリーマン向けにいわゆる小難しい表現はあまり出てきません。
金融本にとっつきにくい人は、良いのかもしれませんが私には少し軽く感じました。
中原さんの見解には概ね(7割ぐらい)賛成です。
ただ、次の本でも紹介しますが、中原さんの手法は個人投資家には若干難しいのではないかと思います。
多くの人は、こんなに機敏に動けないのではないかと思うのですが。
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