2009年9月30日水曜日

リコールと派遣切り

今朝ほど、トヨタのリコールのニュースをみて
「トヨタであれほどの台数をリコールするとなると、影響は大きいな」
と漠然と不安に思っていたところ、STAKさんのブログでこんなことが書かれていました。

「その原因は派遣切りです。
昨年秋、製造業で派遣切りに遭った人が大勢いましたね。
その人たちが報復行為をしたのです。
寸法を故意に変更したり、人員削減で次に配属される人に
引継ぎでデタラメを教えたりしていたそうです。」

もしも、これが本当だとすると大変なことになります。
今年に入って自動車を購入した人は多いと思いますが、気をつけた方が
良いかもしれません。

僕は、今年に入ってからは株とコモディティしか買ってませんが。

広岡達朗の講演

先日、早稲田の不動産稲門会のイベントで広岡達朗さん(プロ野球選手)の講演を聞く機会がありました。

場所は、早稲田大学の大隈講堂でこちらも初めて入りました。

改装したようで、古い造りを残しつつ、中はきれいに改装されていました。

さて、広岡さんの講演ですが、基本的には大学(早稲田)時代から、巨人での選手時代、引退後に米国へ単身野球留学で苦労した話、広島、ヤクルト、西部でのコーチ、監督時代の話が中心でしたが、僕は、正直あまり広岡さんのことは知らなかったので大変面白かったです。

やはり、名監督は名経営者に近い考えや哲学があるものだと思った次第です。

広岡さんのプロフィールについてはやはりwikiがダントツに良かったのでそちらをご覧ください。講演の内容もまあ、こんな話でした。

2009年9月27日日曜日

FPAアナハイム大会

来月の中旬にFPA(The Financial Planning Association:米国のFP協会)の年次カンファレンスに参加してくる予定です。

大体1週間ほど、アナハイムに滞在予定です。



米国でのIFAに関しては、先日広瀬さんのブログでも取り上げられていましたが、僕は今後日本でも普及していくと確信しています。

ということで、米国のFP、IFAの現状や提供サービス、ビジネスモデルなどを研究してきて日本でアレンジできる部分を探そうと思ってます。

また、帰国後に報告しますので、FPの方は楽しみにしていてください。

僕も楽しみです。

2009年9月23日水曜日

コメント

ブログを変更してから、コメントの管理画面での見方がよく分からなくて、先程皆さんのコメントに気づきました。

無視していたわけではないのでごめんなさい。

先程リプライしました。

World Silver Survey 2009

先日紹介したWorld Silver Survey 2009から抜粋を紹介します。

まずは銀価格のチャート
ドル建てよりもユーロ建てのほうが堅調、米ドル安を見て取れます。


銀も名目価格で言うと、歴史的高値圏ですが、実質ベース(物価価格調整込)でみると
過去にはもっと高値だったことがあります。


ここ1年半の値動きを見ると
金、銀、すず、銅、鉛、ニッケルの順番
金の安定感が目立ちます


銀の需要
工業需要が過半数を占めているので、景気の変動によって需要量は大きく変わります。
2009年の工業需要は10%程度減少する見込み


とは言うものの、工業需要は近年ずっと増加しています。
ここには書きませんでしたが、それ以上のペースで写真用の銀(フィルムなど)が減少してます。


供給側は3/4は鉱山生産
生産量は比較的安定していて、微増傾向


ここ10年ほど在庫(ストック)は減少してきましたが、ここ2~3年ほどは回復の兆し
約1年分の消費量に匹敵する在庫です


2007年ごろから、需要>供給であった流れが、供給>需要に変化してます


ETFによる需要は堅調に増加しています。


結論としては、
・ここ2年ほどは供給過剰状態になってきた
・需要は工業需要が過半で、景気変動に大きく左右される
・金と同じく、投資需要が近年大きく成長している

よって、投資として考えれば、金と同じような動きをしながらも、より景気変動に影響を受けボラティリティの高い動きをするのが銀ということになりそうです。

正直な私の印象で言えば、保守的な運用としての貴金属投資であれば、あえて銀へ投資しなくても、金への投資でも十分な感じがします。

2009年9月17日木曜日

銀のファンダメンタルズについて

今日は、一転して銀のファンダメンタルズについて調査してました。
これまでの私の認識では

・銀は金よりも需給が逼迫している
・銀は金よりも在庫も逼迫している

という認識だったのですが、またまたWorld Silver Survey 2009を見ていて少し認識が変わりました。

詳細については、まだ私もきちんと目を通していないので後日。

2009年9月15日火曜日

金(gold)のファンダメンタルズ資料

この間、金(gold)のファンダメンタルズについて調べていたんですけど、今までほとんどの資料が英語で存在するので、何か良い資料が無いものかと思っていたら田中貴金属でGFMS社のgold survayの日本語ダイジェスト版を出していました。

非常に内容としては優れているので、金投資に興味がある方は一読をオススメします。

ベトナム株の売却

当ブログでもベトナム株を売却しないとと話をしていましたが、
今日は比較的余裕があったので、今朝ほど売却注文を出しておきました。

売却したのは

CII(ホーチミン市インフラ投資株式会社)
HAG(ホアン・アイン・ザー・ライ株式会社)
KDC(キンド食品株式会社)
DHA(ホアアン株式会社)

それぞれ4月初からすると2倍~3倍になっています。
Qさんの教えの通り、「倍になったら半分売る」方式で半分売ります。

約半年でここまで急騰しているので、しばらく過熱感がさめるまでは、銘柄調査に専念する必要がありそうです。

中国も、少し過熱感があると感じてるんですが、それでもキャッシュがあると買いたくなってしまうのは、良くないですね。
自制心が必要です。

青森の写真

先週の青森の写真をアップしておきます。

寺山修司記念館
おどろおどろしいところがgood
実は、原発などのエネルギー関係の助成金で作った箱物。


十和田現代美術館のアリ
題名は忘れてしまいました。


こちらはフラワーホース(そのまんま)


建物もモダン
ライトアップも一つの作品になっているようです。
残念ながら昼間しか見られなかったですけど


星野リゾートの「奥入瀬渓流ホテル」
星野リゾートの宿は行って見たかったところの一つ。
実際設備関係は、買収時点からそれほど手は入れていない様子。
観光ホテルが少しサービスが良くなった感じ。
レストランのバイキングは美味しかったし、ラウンジの岡本太郎氏の作品は圧巻。
実はもう一つ岡本太郎の作品があって、そちらのほう「河神」が秀逸


十和田湖畔の休みどころで、「奥入瀬地ビール」を飲む。
14キロの渓流沿いを歩いた後なので、ビールが美味しい。


渓流沿いで、滝を見ながら一休み
けっこう疲れてます
周りを歩いていたのは台湾の団体客。奥入瀬まで来るんだね。


有名な「阿修羅の流れ」(たぶん)
とにかくこういう渓流が14キロ続きます
マイナスイオンたっぷり



三内丸山の展示館での一枚
縄文の服は若干胡散臭いが、とりあえず嬉しい


遺跡にありがちな復元建物
けっこうな数があるし、中にも自由に入れるので、その点は高評価
遺跡のあとも丁寧に保存されていて面白い


青森県立美術館にある奈良美智の「あおもり犬」
かなり大きくてインパクト大


青森県立美術館は、作品もさることながら
その建築が非常に美しい
内部や外部に様々な趣向が凝らされている
建築家は「青木淳」
また、VI(ヴィジュアル・アイデンティティ)もしっかりしていてアートディレクターの「菊地敦己」がロゴからフォント、学芸員のユニフォームまできっちりデザインされている。
お金はかかるだろうけど、こういう美術館が存在するのは正直うれしい。また行きたくなる人も多いと思う。


実際写真の順番は、回ったものと全く逆の順番です。

2009年9月12日土曜日

ハンサードの登録

先日、申し込んだマン島のハンサードインターナショナルリミテッドの登録が完了したと手紙が届きました。

今回購入したのは、titan fund managemantNEW WORLD FUNDCommodity Fundを購入してみました。

ともにファンドオブファンズで新興国と商品に分散投資する商品になってます。

2009年9月10日木曜日

レビュー、レビュー、レビュー

最近読んだ本のレビューです



Qさんの邱友会に参加したら、サイン入りのこの本を頂きました。
内容は、過去の著作の中からテーマごとに名言集のように抜き出して書いてあるものです。

ある意味、総集編とも言えます。
Qさんの本を読んだことが無い方は、とりあえずこれを総集編のつもりで読むと良いかもしれません。

金儲けのエッセンスはたくさん詰まってます。



この間の日本アジア証券のセミナーで頂いたものです。
頂いてばっかりですね。

でも、この本もベトナム初心者には良い本です。
もちろん投資についての情報もありますが、何よりもベトナムが好きになりそうな感じで街の様子や現在の発展の様子が記されています。

ついまた、ベトナムに旅行したくなります。



最後は、オフショアの勉強の為に1円でアマゾンで買いました。
具体的なオフショア口座の開設方法が学べます。

でもそれをどう利用したらよいかについては、また別の勉強が必要でしょうね。
本当は、もう1冊オフショア関係を読んだんですけど、今手元に資料が無いのでそれはまた後日。

Bloggerにもすこしずつ慣れてきました。

ジム・ロジャーズのセミナー

11月にジム・ロジャーズのセミナーが東京であるようです。
昨年もどこか証券会社主催の無料セミナーに来ていた気がしますが、残念ながら都合が悪くて
参加できなかった記憶があります。

今回は空いているので、行ってこようと思います。
コモディティの話が多いんだと思いますけど。

詳細はこちら

2009年9月9日水曜日

青森 美術館めぐり

日曜日から昨日まで、遅めの夏休みという事で、青森に行ってました。

スケジュールは
初日:青森県立美術館三内丸山遺跡

2日目:奥入瀬渓流(14キロ歩きました)、十和田湖

3日目:十和田市現代美術館寺山修二記念館

てなところで、健康で文化的な旅行をしてきました。
写真は、また後日あげておきます。

2009年9月4日金曜日

Q友会への参加

昨日は、初めて邱永漢の主催する東京邱友会へ参加してきました。

これは、邱永漢のお気に入りのレストランで、お話を聞きながら食事をする会。
場所は六本木の「中国料理 新葡苑 -シンプエン-」でした。

Qさんのお話の中で印象深かった話をいくつか

・最初はオフショアで投資をすることの必要性
 国内は増税せざるを得ないという話

・淡水化事業
 シンガポールまで淡水化事業を見に行ったが、日本のメーカーの作成する部品は
 機械のごく一部なので、日本メーカーはあまり儲からないだろう
 シンガポールの企業は、良いかもしれないが低配当なのがネック
 中国で同様の事業を展開する「中国水務」がやっぱり良いと思う

・中国は、しばらく沿岸部から内陸部の発展へ

・銅は希少金属である(需要の増加に生産が間に合わない)

・中国人は大型スーパーでの買い物は好む
 北京のカルフールは大繁盛

・ヘンタイは相変わらず有望と考える

・中国株はこの6月半期決算の数字は、あまり良くないだろうから
 発表で下がったところが買い目ではないか?

・中国糧油も大豆油の需要は右肩上がりなので、良いのではないか

といったところ。
食事のときに同席させていただいた方々とも、楽しい会話ができました。

今後もなるべく都合をつけて参加したい会です。

2009年9月1日火曜日

食糧の値段

昨日までは東京は台風でした。

今年の夏は雨が多くて、あまり夏らしい(暑くてじめじめした)日が少なかった気がします。

また、その影響だと思うのですが、今年は米も不作だそうです。

1993年の米不足のようなことにはならないと思うのですが(備蓄もあるので)、秋には米価が上がるかもしれません。

ということで米価についても調べてみました。



国際商品価格では米1トン=600米ドルぐらいですね。
だいたい1キロ=57円 ぐらいです。

国内の価格は


のようですので、1キロ=350~500円ぐらいでしょうか。

ざっくり7~9倍の値段の米を食べているという事は認識しておかなくてはいけませんね。

鳩山氏の論文について所感

昨日の夜のNHK各党首討論でも細田さんが民主党の鳩山さんの論文がニューヨークタイムズに掲載されて、またその内容が「反グローバリズム、アジア中心外交」で問題になっている。

と指摘していましたし、国内の報道でもいくつか同様の報道を目にしましたが、どうやら真相は異なるようです。

まず、鳩山さんの論文本文はこちらに掲載されてます。
読んでみると、これまで鳩山さんが「友愛」と言っていた内容について、自ら説明されています。
また、内容としても反グローバリズムという話では無い様に読めます。

で、ニューヨークタイムズの論文というのは捏造のようです。
池田信夫氏のブログで指摘されています。

一方でぐっちーさんのブログでは、米国での民主党政権の誕生について、いくつかのマスコミ報道を
紹介しています。
基本的には、否定的ではない(若干好意的なぐらい)の印象です。

私が問題に思うのは、上記のような捏造や海外のマスコミ報道などは、少し調査すれば分かる話であるのに、自民党の幹事長やマスコミがきちんとした裏を取らずに、こうした発言や報道を広めてしまうところに、日本人の情報に対する意識の低さが現れているように感じます。