2010年12月10日金曜日

年金の国庫負担

入院中は、それほどニュースで関心を持つような話はなかったのですが、今日は年金の話

今週は政府の2011年度予算の中で基礎年金の国庫負担率を50%とするのか、36.5%に引き下げるのかの議論について、一応政府は50%を堅持するという話がありました。

国庫負担を50%にするには、本来それに相当する財源(約2.5兆円)が必要で、これは消費税増税を持って充てることが自公連立政権では想定されていたわけですが、自公政権時代には「消費税増税」は先送りされ、政権交代が起きた民主党政権もそのまま先送りを続けています。

平成16年の年金制度改革も、国庫負担50%を想定して試算していますし、この前提が崩れると基礎年金部分は大幅な修正が必要になります。

ただでさえ、年金財政試算については私も何度も指摘している通りまゆつばな資産なわけです。

これはもう、残念ながら消費税を上げるしかないと思うんですけどね。

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