2011年2月28日月曜日

日本国債に対する評価

今日、web上で国債暴落説を俯瞰する - 鈴木和夫」という記事を見かけました。

ここで気になったのが次の内容

こうした大きな問題(日本国債の暴落問題)でありながらファイナンシャルプランナーと名乗る人からの処置の仕方、心構えなどは、あまり聞こえてきません。また、JGB大量保有者 (金融機関)もその声が同じく発していません。その理由として考えられるのは、同床同夢だからではないでしょうか。つまり、これまでの顧客が暴落予防のた めに外貨預金などへ走られたら、彼らの利益チャンスが薄れるからです。
と記述されていました。

ファイナンシャルプランナーの立場として反論しておきますと、ファイナンシャルプランナーが集うミーティングでは、いつもこの日本国債の話題が取り上げられます。
つい先週金曜日に開催されたFP学会の懇親会でも多くのFPが話題にしていました。

私も、過去のエントリーで何回も触れています。

国債は本当にリスクフリーか? 

日本国債市場の暴落に賭ける投資家たち

歴史を学ぶということ

来年度予算を見て考えた事

国の借金について


そして、我々のクライアントに対してもなるべく、それに備えるように、資産、通貨の分散を提案しているのが実情です。

ただ、多くの人々があまり真剣に、この国債暴落問題については考えていないんでしょうね。
話は聞いていただけるのですが、大半のクライアントはぴんとこないようです。

私も、いつ起こるのか?ということについてはお答えできませんが、起こりますか?と聞かれれば
それほど遠くないうちに起こる問題だと思ってます。

少なくとも、私のクライアントだけには備えてもらえるように働きかけていきます。

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