2010年3月30日火曜日

投資の意義

きのうエントリーした、「コモディティ投資」に関して、ご質問をいただいたのでお答えします。

質問の概要は

「ローンを組んでいるような、一般の人が投資をするのは、本当に必要なのか?ハードルが高くないのか?」

というような内容です。

おそらく多くの人が誤解しているんだと思いますが

「投資」=「儲けるための行動」

だと思っているのでそのような誤解が生じるのではないだろうかと思いました。

これは、本日の夜のセミナーでお話ししようと思っていたことですが、
日本人の多くの人が「預金」「国債」は安全だと思っているようです。

しかし、その投資行動が有効なのは「円高、デフレ」のケースです。

話を単純化するために、表では
「円高・インフレ」「円高・デフレ」「円安・インフレ」「円安・デフレ」の4パターンのシナリオを表しています。

そしてまた、シナリオによって「安全」である資産は異なってきます。

多くの日本人は「円高・デフレ」に対応するような資産しか保有していません。
(あるいは不動産を保有していればある程度インフレ対応はできているかもしれません)

私が、投資を勧める理由も「儲ける」ためでなく「リスクを分散、ヘッジ」するためにこうして毎日投資の話を書いているわけです。

要するに「さまざまな資産に投資をしてリスクを減らしましょう」というのが私の主張とも言えます。

0 件のコメント:

コメントを投稿