2009年10月21日水曜日

米国FP事務所訪問記~その3

3社目はSIGMA Financial Corporation社

ここはMary Marという中国系女性の事務所。

スタッフはパートで1名なので、ほとんど彼女一人と言ってよいでしょう。
彼女もすでに十分なクライアントを確保しているので、現在はセミリタイアに近い様子。

家族や孫との交流を最重要視しているので、現在は仕事はなるべくしていないとの話。

彼女は保険外交員出身で80年代にスタートし、90年代にCFPという資格に出会い、そこから徐々にアセットマネジメントを行うFP業務にシフトしていったとの事。

自分で独立する前に、FP16名で共同事務所(チーム)を作り、そこで7年間ほどチームで仕事をしていたとの事でした。

これは大変参考になる話で、日本でもFPはそれぞれが独立して事務所を構えて(それは米国でもおなじですが)いますが、このように共同事務所(チーム)で仕事をするという考え方もありだと思いました。

彼女はUPSという運送会社でマネジメント層に対する資産運用やリタイアメントのセミナーを担当していたようで、UPSがその後上場した事も有り、クライアントにはUPS社員が多いそうです。

もう一つ、参考になったのは利用ソフト、米国はFP向けのソフトウェアが充実しています。
日本のFP業界は、まだまだ未成熟なためか、アセットマネジメントやFP向けのソフトウェアが少ないのですが、米国は無数にありましたので、それはうらやましい限りです。

こちらの事務所で利用していたのは、モーニングスターの[dbCAMS]
僕も日本であまり良いソフトが見つからないので、米国のソフトでも利用しようか(提案書は英語になっちゃいますけど)とも考えてます。

2 件のコメント:

  1. 小屋さん お帰りなさい。(株自己満足です。)

    私はFPと言うお仕事をあまり詳しく知りませ
    んが自分とあまり感性の合わない人とはやり難
    い仕事だと言う事は解ります。

    定年後の人生が、昔と違い長い現代では確かに
    投資知識は必要でFPと言うお仕事が今後重宝
    される可能性は高いですね。

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  2. 株自己満足さん

    こんにちは。

    FPは、基本的にはクライアントさんと一生の付き合いになりますので、波長の合わない人と付き合うとお互いにストレスを抱え込むことになるんだと思います。

    そういえば、来月大阪に行く用事がありますので、株自己満足さんともお会いしたいと思います。

    また連絡します。

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