最近読んだ本のレビュー
さらば財務省
財務省(大蔵省)出身の高橋洋一氏の著作。
小泉政権下で竹中大臣のサポーターとしてどれだけ構造改革が大変であったか(官僚に邪魔をされたか)を元官僚の立場として、エコノミストとしての立場から振り返って書かれた本。
現在の民主党政権も官僚との付き合い方が定まっていませんが、インセンティブの方向性が国民と官僚では異なりますので、そこをどのように調整するかが今後の課題なのでしょう。
人生と投資で成功するために 娘に贈る13の言葉
僕の尊敬する、ジム・ロジャーズが彼の2人の娘に贈る言葉
一応形としては、これから育っていく娘に対して、ジムが人生で大切だと思うことを真摯に述べている。
という形をとっていますが、その多くの言葉は我々投資家だけでなく全ての人の生き方について含蓄のある言葉になっています。
これを実行するだけで人生がより豊かになることは間違いないと思います。
文明が衰亡するとき (新潮選書)
うちの奥さんに薦められて読みました。
これまで栄えては、滅んできた文明や国家、都市は沢山あります。
この本では、ローマ、ヴェネツィア、米国を歴史的に捉え、その衰亡史観を描いています。
日本は戦後50年間にわたり奇跡的な発展を遂げてきましたが、90年代以降の20年は、明らかに衰退兆候を示しています。
ジム・ロジャーズも歴史を学べと言っていますので、今後の日本を占う意味でも良いと思います。
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