昨日は、楽しみにしていたジム・ロジャーズの講演会に参加してきました。
最初はhoriko capital managementの堀古氏の講演。
簡単にまとめると
・米国では資産デフレ(主に不動産価格下落)が止まらない
・これから、商業不動産、住宅不動産のローンに関してデフォルトが続くだろう
・株式も現在のラリーはそう長くは続かないと考える
・通貨は弱いと考えているので、金がしばらくの間投資先になる
ということで、米国の株式市場には懐疑的な話でした。
そしてJim Rodgers
これも簡単にまとめると
・日本の処方箋は、①子供を増やす(出生率を上げる)②移民を入れる③生活水準を落とす
の3パターンしかない。
①、②の話は聞かないので日本人は③を選択してるんですよね?
・政権が変わるときには、お金の流れが変わるので、チャンスです
どこにお金が流れるようになるのか良く見極めましょう
・21世紀は中国を中心とするアジアの時代です
・これから債券相場は崩れると思います。持っていれば売りでしょう
・株式は10年程度Box相場になるんじゃないでしょうか
・ここ1~2年の間で通貨危機が発生するとみています。通貨危機が発生するときには歴史的に株式相場も大きな影響を受けます
・商品はファンダメンタルズが良好です
・商品は、景気が回復しても、しなくてもどちらのシナリオでも有効に機能します
ということで、すごく目新しい話があったわけではないのですが、本人から直接話が聞けたのが何よりでした。
僕のポートフォリオの中でコモディティはおおよそ2割程度ですが、もう少し引き上げを検討してみます。
2人の話を聞いて危機感として感じたのは、通貨へ対する信用の乏しさ。
FPの実務でお話をしていても、圧倒的にクライアントさんは日本円の現預金が多いのですが、そのようなポートフォリオでは、この先リスクが大きいということをわかってもらわないといけないですね。
小屋さん こんにちは。(自己満足です。)
返信削除生ジムロジャーズの公演羨ましいです。私も実は
25万円払って食事会に参加しようか本気で悩み
ました。結果的にはやめちゃいましたけど(苦笑)
オリックス証券の動画でジムロジャーズの公演
見れますねその中でも上記と同じ様な事を言って
ました。
自己満足さん
返信削除ご無沙汰です。小屋です。
ジムの講演内容は、聞いたような話が多かったのですが実際に生で聴けたのが良かったです。
後ほど連絡しますが、来週の金曜日には大阪にいますのでお会いしませんか?