2011年4月11日月曜日

この5年間で失ったもの

少しblogの更新の間隔があきました。
最近は、少し勉強が足りないなと思い、新しく本を買って読んでいました。

また読んだ本の書評についてはご紹介しようと思います。

今日は、3月31日に発表になった全国消費実態調査の発表について

これが日本の世帯の平均的な資産です。
勤労世帯よりも2人以上の世帯が資産が多いのは、もちろんシニア層が資産を沢山持っているからです。

年代別で見るとこちら
20代、30代は金融資産がマイナスですが、これはもちろん金融資産よりも抱えている(住宅)ローンの方が多いからです。

こうしてみると、現在の日本では50歳以下の世帯はほとんどお金を持ってないことがわかります。

金融資産は、平均で947万円ですが、中央値(ちょうど人数的に真ん中)は599万円です。
先ほどのデータと見比べると、平均以上なのはほとんど60歳以上の世帯なんでしょう。


こちらは県別のデータ
不動産の価格下落の影響が大きいことがわかりますね。
全体としてプラスな県は、数えるほど。

なのにどうしてみんな不動産資産を欲しがるのでしょう?
私には理解できません。

日本人は、「年をとるほどお金持ち、死ぬ時が一番金持ち」の図
金融資産だけ見れば、お金があるのは60代ですね。

このグラフを若者よりに寄せないと、国内の消費は回復しません。

日本人がこの5年間で失ったものは少なくありません。

2 件のコメント:

  1. 小屋さん おはようございます。(株自己満足です。)

    確かに日本では不動産は購入した瞬間から大きく
    値下がりする不思議な投資対象ですよね。

    ・・・よくよく考えれば車も購入した瞬間から
    値下がり対象ですね。

    固定資産より流動資産の方が今の日本では利用
    勝手が良いと言う事ですね。

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  2. 株自己満足さん

    お久しぶりです。
    blogいつも楽しみに読んでます。

    流動資産は、流動資産で2008年なんかにやられてると思うんですけど(東京は大きく減っている)、大多数は預金してるんで2008年の影響は小さいというところでしょう。

    また、ベトナム株教えて下さい。

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